思い出と今

小学校1年生のときの春の遠足を思い出すことが多いこの頃。

僕の記憶が正しければ森林公園みたいなところに行ったんだよね。電車にも乗ったけど、たくさん歩いて疲れたのを覚えている。

で、歩きすぎて疲れたときに、6年生のお兄さんお姉さんが先生に見つからないように内緒でガムをくれたから一緒に食べた。ソーダ味のガムだった。僕が「ガムおいしいよ。ありがとう（＾ω＾）」と言うと「ソーダ！(￣ー￣)」って感じで、今でいうドヤ顔みたいな顔をしながらオヤジギャグみたいなことを言ってお兄さんお姉さんが笑わせてくれた。今思い返してみるとくだらないことで笑っていたかもしれないけど、あのときは本当に楽しかったし嬉しかった。

「歩くのつかれたよー(´；ω；｀)」と言ったときに、おんぶしてくれたお姉さんもいた。疲れが回復して歩く元気がでても、「まだ歩けない(´；ω；｀)」とか言いまくった。お姉さんが優しくて可愛くて、もっともっとおんぶしてもらいたかったから「まだ歩けないもん。歩くのやだ(´；ω；｀)」とか言って甘えてしまったんだよなぁ。お姉さんありがとう。困らせてすみませんでした。好きでした。

遠足の前は緊張があったけど、お兄さんお姉さんのお陰で凄く楽しい遠足になったんだよなぁ。お弁当食べるときも傍にいてくれて笑わせて楽しませてくれたし、鬼ごっこしてもわざと手加減してくれたり本当に優しくしてくれて嬉しかったし楽しかった。
遠足が終わってからも、お兄さんお姉さんは世話係みたいな感じで優しくしてくれた。僕のお気に入りのお姉さんは遠足のときと同じように、おんぶしてくれた。本当に優しくて可愛いお姉さんだったなぁ…。

って感じで思い出す今日この頃なんですよねぇ。
あのとき僕に優しくしてくれたお兄さんお姉さんが何処で何をしているのか全くわからないし、そもそも僕のことなんて覚えてもいない可能性が高いでしょう。絶対にこのブログなんて見ていないだろうけど、本当に本当にありがとうございました。

あれから21年。
僕も少しだけ大人になって昨今は新入社員さんにお菓子をあげて一緒に食べているよ。えへ。明日も明後日もしばらくは一緒にお菓子を食べられたら良いなぁと思っています。お菓子を食べて少しでも気持ちが楽になってくれたら良いなぁ。

それと、決して上から目線にならないで、一緒に成長出来たら良いなぁと思っています。まぁ、この発言が上から目線になってしまっているのかもしれないし、時には上から目線になるのが仕事のうちなのかもしれないですけどね。すみません、すみません。

あ、本当は僕がお菓子を食べたいだけですよ。
いやぁ、お菓子って美味しいし素晴らしいよなぁー！おわり。