小学校3年生のときだったかな。算数の授業で引っ掛け問題というか間違えやすい問題があってさ、それを教師が間違える生徒いるだろうなぁとニヤニヤして楽しんでいるのが伝わってきたんだよね。だから僕は教師の期待に応えて間違ってみた。そしたら教師は嬉しそうな感じだった。小学生ながら教師の期待に違った意味で応えたんだよね。当時それを親に言ったら怒られた。そりゃあそうだよね。わざと間違えても、教師はそんなことわからなくて「この子は引っ掛け問題に弱い」という判断をするだけで成績によくないし。でもあれはあれで良かったんだ。